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顔のつくりと描き方/目

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1997年(H.9)生まれの熊本県出身/いて座/B型/旧活動名:絵楽
色鉛筆歴は7年ほど。独学だが画家を目指している。
高校生で運動会のパネル制作に携わったのをきっかけに、リアルな人物画にのめり込む。
美少年・美青年を画用紙の中で生きているように描くことを目指している。
終末世界に希望を見出すような作品を描きたいと思っている。

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目は、人間の顔の中で最も注目されるパーツじゃなかろうか。水分におおわれてきらきらしており、表情があらわれる部分。目は口ほどにものをいうとまで言われる。

日本人は特に、目にこだわるらしいですね。絵文字・顔文字までもが世界と違うと聞きませんか。

 

日本→(*’ω’*) ^^ (:_;)

海外→:-)

鼻まで顔文字に入れるんや…って。最初顔文字とすら認識できなかったよ私。

 

まずは、立体としての目、目玉(眼球)のつくりから見ていこう~

 

 

(自分で描いておいてなんだけど、真ん中の絵はちょっとびっくりするw)

一番上の図見てみよう。

眼球は、黒目をいれると、実はまんまるな球体ではない。
白目側の球体に、黒目側の半球(半分とはいかないけど球のはじっこ切り取ったような形)がくっついている。

正面から見るとそこまで気にならないけれど、横・斜めから見る場合や、目をアップで描く場合は気を付けないといけない。

平べったくて、なんか眼に見えない…なんてことが起こりうる。

さらに、瞳孔と光彩(瞳孔+光彩=黒目)は、どちらかといえば白目側にある。 ??と思った方。 みなさん猫の目をじっくり見たことがあるだろうか。

下の画像は引用させていただいたもの↓↓

「猫 目」の画像検索結果

 

瞳孔はほっそーーくなっているけれど、その光彩や瞳孔の上に、透明な半球が見えるのがお分かりだろうか。

間違いでなければ、角膜と呼ばれる部分だ。

先ほど眼球の形は、球(白目部分)に球の一部(黒目部分)がくっついている形だと言ったと思う。

説明の為、仮に球=白目、半球(一部)=黒目とするとしよう。
瞳孔や光彩を描くときには、黒目の球面に描くのではなく、白目の球面に描かねばならない。

つくりとして眼球は、黒目の模様が入った白目に、角膜という透明な球面のふたがかぶさってできているのだ。画像に戻る

 

次は、眼球の位置。はじめに貼ったのと同じ画像だが、真ん中のちょっと怖いやつを見てほしい。

 

眼球は、眼窩(がんか)と呼ばれるくぼみの中に収まっている。

ちなみに、正面から見た時の白目:黒目の横幅の比は、

白:黒:白 = 1 : 2 : 1

くらい。まぶたなどあっても、この比は有効だ。

 

そしてその周りを、まぶたなどの薄い筋肉が覆っている↓↓

 

目の周りの筋肉は、渦を巻いたような形をしている。個人的にかたつむりがしょってる貝みたいだったから、隣にノリで描いたw

まぶたの筋肉は眼瞼(がんけん)部、目の周りの筋肉は眼窩(がんか)部と呼ばれるみたい。

…まあ、漢字の意味のまんまだよね。眼瞼部の筋肉は、眠る時とかに優しく閉じる時に使う。眼窩部の筋肉は、目をぎゅっと強く閉じる時に使う。

 

 

それから、まぶたを閉じたり開いたりするときの動きは、球面をなぞるように動く。目を覆うものだから、目の球面に沿ってついてる筋肉が、そのまま眼球に沿って動く。

忘れてはいけないのは、まぶたにもちゃんと厚みがあるということだ。まぶたの厚みによってできる陰影も、描くときには考慮しなければならないね。
画像に戻る

 

ちなみに、最後に貼った画像の下部に描いているのは、蒙古ひだがある目とない目。蒙古ひだはアジア系の顔に多く、目頭をおおう薄い皮。

これのせいで目が小さく見える~とプチ整形する人は多いだろう。有名人とか。私もあるけどさ、もともと内心顔だから切開すると余計バランス悪くなるからできない。

 

蒙古ひだがある方は、ない方に比べて二重の幅が小さいみたい。

また、蒙古ひだがあると、目の内側(鼻側)に見える、涙丘と呼ばれる、つやっとしたでっぱり(ピンク色のやつ)がみえにくいという特徴もある。

これによって、顔の印象としては柔らかく見える。

 

 

ってことで、以上!眼球のつくり解説でした!とさ!

是非自分の目もじkkkっくり観察して描いてみよう~

 

 

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